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富士見市の一戸建てにお住まいのＫ様より、浴室交換などのご相談をいただきました。

まず、浴室のビフォーはこちら。

在来工法でつくられた浴室です。

タイルのお風呂は見た目にも寒いですね。

当初、バスパネルという建材をタイルの上から貼り付ける工法も検討しましたが、やはりユニットバスの方が暖かいだろう、ということで既存の浴室を解体して新たにユニットバスを組み付けることになりました。

寒さの原因の一つに上げられる窓。

夏は気持ちがいいですが冬は寒い。

でも換気や採光に窓は欠かせませんよね。

窓は残したいというご要望でした。

ダイヤルをグルグル回して、ルーバーのように重なった窓を開閉するタイプのこの窓、ジャロジー窓といいますが、このダイヤル部分があるために、ユニットバスが入らないことがわかりました。

少し窓の面積を小さくして、別のタイプに交換する必要があります。

ドア枠の足元を確認すると、腐食が始まっています。

そのまま放置すると進行してしまうので、この機会にドア枠ごと交換します。

扉の開閉も頼りない感じです。

というわけで、それぞれ改修・交換工事を行いました。

まずはこの扉から。

扉はもちろん、ドア枠が真っ新になり、開閉の不安もなくなりました。

浴室を解体してみると、床の基礎部分にも腐食が見られました。

土間コンクリートを打ち直し、基礎を安定させ、ユニットバスを組み付けました。

これで安心。

こちら先ほどご覧いただいた窓を外から見たところ。

工事前の写真です。

このように上下に開閉するタイプに交換しました。

雨樋との位置関係から、少々小さくなっているのがお分かりいただけると思います。

補修した跡も目立たず、いい感じで仕上がりました。

浴室交換に合わせて、古くなった給湯器も交換します。

給湯器の寿命は10年程度といわれていますが、見た目、それ以上によく頑張ったように見えます。

余熱を使って熱効率を高める省エネタイプの給湯器、エコジョーズです。

高機能なのにサイズは小さくなりました。

 

続きまして、洗面脱衣室。

古いタイプの洗面化粧台は、収納が少なく汚れも落ちにくいため、リフォームのご要望が多い箇所です。

洗面化粧台も進化しています。

見た目それほど傷んでいるように見えませんが、踏み心地に違和感が。

調べてみると、洗面化粧台の床下まで腐食が進んでいる部分がありました。

腐食している根太を交換し、床を張り替えます。

まずは、洗面化粧台のアフターから。

1面鏡が3面鏡になって、さらにその背面は全面収納スペースに。

水栓まわりや排水栓もお手入れ楽々な仕様です。

表面がクッションフロアに変わっただけのように見えますが、奥底の腐食部分を撤去、交換し、安心して毎日を過ごせる洗面脱衣室に生まれ変わりました。

 

続きまして、和室の入り口の板の間。

和室の出入りの際に、どうも気になる、ということで貼り替えることにいたしました。

下地を交換して、ダイケンの床材、タフアートえんこうエコという床材で仕上げました。

傷やへこみが付きにくい和室用の床材です。

 

当初は予定していませんでしたが、やっぱりお手洗いも！ということになり、トイレもリフォームすることになりました。

こちらがビフォーの状態。

左手の手洗いは既存のモノをそのまま使い、それ以外を刷新します。

TOTOピュアレストQRに交換し、天井、壁のクロスを張り替え、床のクッションフロアも新しくなりました。

浴室やトイレはリフォームをすることで、その空間全体が新しくなるので、気分が一新する効果の高いリフォームだと思います。

今回は、古い一戸建てによくある水回りの腐食が一部始まっていて、この機会に手を入れることで、長く暮らすためにも効果的な改修工事になったと思います。

工事が終わったあと、しばらくしてうれしいアンケートはがきをいただきました。

K様、ありがとうございました！