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普段より、いつも大変お世話になっているマンションにお住いのK様より、水まわり改修工事のご依頼をいただきました。

まずは浴槽のビフォーから。

大変きれいにお使いですが、築年数が23年ほど経過していますので、古びた感じは否めませんね。

脱衣室から浴室に入る扉の段差はご覧の通り。

今はまだ全く問題なくても、歳を重ねると危険な障害物になりえます。

ご覧のように段差は解消されました。

水が出てこない程度の仕切りのみ。

これなら、すり足で歩くようになっても、つまづく危険は少ないでしょう。

水が切れるように、床に物を置かれないK様。

このあたりが23年経過してもキレイをキープできる秘訣なのでしょう。

浴槽はクレイドル浴槽という、ゆりかごに揺られているような形で、ヘッドレストを高く、マタギを低くして入りやすさを追求した浴槽です。

最近のシステムバス浴槽は、半身浴ができるものや肩回りが広いものなど、種類がたくさんあります。

ショールームで実際に入っていただき、クレイドル浴槽をお選びいただきました。

掃除のしやすい人造大理石で重厚感があり、掃除のしやすい浴槽です。

横長の鏡は屈まないと見たいところが見えないのでちょっと使いにくい。

新しい鏡は縦長なのでその心配はありません。

シャワーヘッドの高さや向きを自由自在に変えられるスライドハンガーバー。

手すりも兼ねているので、安心です。

お湯を洗面器に溜めて洗顔したり、体を洗うスポンジを泡立てたりするときに、洗面器を床に置くと前かがみになりますよね。

洗面器を置けるカウンターがあると、とっても楽な姿勢で洗い場を使えます。

暖房乾燥機も交換していただきました。

まだ使えるから、と言って交換せずにそのまま使うと、リフォーム後1，2年で壊れる場合があります。

となると、また解体してつけることになるのですが、当然ながらそうなるとコストが上がってしまいます。

20年を超えていたら交換をお勧めしています。

雨の日や梅雨時に活躍する乾燥機はやはりガス式。

洗濯物を干すためのランドリーパイプも2本ご用意しました。

まるで新築の装い。

素敵なお風呂に生まれ変わりました。

床は膝をついてもいたくない「ほっカラリ床」です。

浴槽横の手すりもプラスチック系のものから、汚れにくいメタル調のものに交換しました。

 

続きましてお手洗い。

ビフォーはこちら。

20数年間お疲れさまでした、といった感じでしょうか。

こちらも大変きれいにお使いですが、さすがに使い込まれた感は否めません。

お手洗いはシンプルで基本的な機能がしっかりついたTOTOのピュアレストQR。

ビフォーの地味なイメージから明るいクロスに貼り換えました。

明るいお花柄。

毎日、トイレに入るたびにちょっとうれしくなりそうなクロスです。

トイレのクロスは白や地味なお色味よりも、せっかくなので遊んでいただくことをお勧めしています。

最後は洗面化粧台。

レバー付きのこの形の水栓は、年季を感じますね。

新しい洗面化粧台には、キレイ除菌水ボタンが付いていて、歯磨き後の使い終わった歯ブラシを除菌したり、使用後に排水口を除菌したりすることでキレイをキープできます。

洗面化粧台の交換は、正面の鏡は変更せず、下台だけを交換します。

でも、この壁に埋め込んだ収納がそのままだと、どうしてもここだけ古びれてしまう。

というわけで、埋め込み収納も交換しました。

全体はこんな感じ。

鏡の裏に収納がないので、足元を椅子を置けるスペースも今回は収納に置き換えました。

今回は国のグリーン住宅ポイント制度や自治体の補助なども利用して工事を進めました。

工事を終えた後、しばらくしてお客様よりアンケートはがきをいただきました。

 

K様、ありがとうございました！